シンポジウムにて報告させていただいた資料を公開しています。

 グループ目標

いつもとは違う自分になりきることにより,意欲をもって活動に取り組むなかで,目的を達成するために周りの人々と力を合わせることを通して,そのよさを感じ,場に応じて他者と協力しようとすることができる。

 5月活動(名札づくり アイスブレイク)

活動目標
 同じ班員の学生や子どもたちとこれから1年間一緒に活動していくことを楽しみに思ってもらうよう、活動を設定しました。
活動内容
 午前中は、活動中につけるための名札を作成しました。自分の好きなキャラクターを折り紙などで上手に作っていました。また、午後の活動では子どもたちの緊張をほぐすためにアイスブレイクを行いました。人間知恵の輪やジェスチャーゲームなど、みんなで楽しく遊びました。
今日の思い出より
 ・名ふだをつくるとき、(子ども)くんといっしょにかきました。いろいろかんがえてカリオにしました。ちゃんとかけたのでうれしかったです。
 ・4つのゲームのうちジェスチャーゲームが楽しかったよ。人間知えの輪がむずかしかったです。

 6月活動(巡る大捜査線! ~残された6つの暗号~)

活動目標
 警察になりきって、犯人を特定するために班で手がかりを集める活動のなかで、班のみんなと力をあわせて一つの作業をすることを通して、班のまとまりを意識することができる。
活動内容
 犯人の手がかりを集めるための六つのミッションであるミニゲームをクリアしていきました。子どもたちは、体育館で暑いにもかかわらず、犯人を見つけるために動き回り、最後には警察手帳をもらって誇らしそうにしていました。
今日の思い出より
 ・今月はけいさつにへんしんをした。はんにんをつかまえる時にとてもなりきった感じがして楽しかった。わたしは大なわが一番楽しかった。けいさつにはきょうみがなかったけれど、少しいいなと思った。けいさつ手帳もかっこよかった。

 7月活動(オカシな国のオカシな○○~パティシエたちの挑戦~)

活動目標
 パティシエになりきって、班のみんなで一つのお菓子の家を作り上げ、その成果を実感することによって、協力の良さを知ることができる。
活動内容
 まず、最初に土台となるホットケーキを作り、そのホットケーキや他の材料を見ながら構想を考えて、班オリジナルのお菓子の家を作りました。できあがったお菓子の家は、班の個性が出ていて、最後食べるのがみんなもったいなさそうでした。
今日の思い出より
 ・うれしかったこと ・・班のみんなと協力しておかしが完せいしたことがうれしかった。おかしの家やホットケーキが自分は、自分で作り、完せいができてうれしかった。これからも、ずっとフレンドシップに必ず欠席せずに活動していきたーーーい。

 9月活動(まっしろな世界~キミたちだけの物語(ストーリー)~)

活動目標
 みんなで1つの物語を完成させる活動のなかで、同じ題材でも一人ひとり違う考えをもつことに気づき、話す必要を感じることによって、話し合いができるようになる。
活動内容
 班で分担してストーリーを考え、班で一冊の絵本を作りあげました。そのなかで、それぞれ考えたストーリーのつじつまを合わせるために話し合いをしていました。子どもたちの豊かな創造力には驚かされました。
今日の思い出より
 ・作家になって、アイデアの本で、自分の書いた所をみんながわらってくれたことがうれしかった。みんないろいろくふうして、おもしろい所おどろくこととくらべてみるとみんなのおもいつきがわかった。つぎへんしんしてみたいこと やきゅうせんしゅ 自分のオリジナルのチームをつくってやる。

 10月活動(お宝戦隊トレジャーハンティ~お宝GETだぜ!!~)

活動目標
 宝探しの活動のなかで、一つの目的に向かって班全員で問題を解決することを通して、協力の必要性を感じることができる。
活動内容
 お宝であるブレスボンドを見つけるために,午前は広島大学の構内の下調べをし、午後には探検をしました。子どもたちは外での活動に意気揚々としていました。最後班で集合写真を撮るとき、見つけたブレスボンドを自身満々でカメラに見せつけていました。
今日の思い出より
 ・今日は、トレジャーハンターになってぬすまれたブレスボンドをとりもどしにいきました。わたしは、ブレスボンドをもらえてとてもうれしかったです。でもブレスボンドをもらうまでにはいろいろなしれんをのりこえた、たっせい感はぜっ高ちょうでした。

 11月①活動(ダンス天国 ~みんなでおどろう SMILEのわ~)

活動目標
 ダンサーになって、みんなで踊る活動を通して、設定された場で他班の子とも振り付けを教え合い、他者が持つ情報の必要性を感じることによって、いつもとは違う環境でも共通の目的に向かって一人一人が協力しようとできる。
活動内容
 二班で分担をしながら、一曲の歌に振付を考えていきました。それぞれ考えた振付を教えあい、最後にはみんなで踊りました。恥ずかしそうにしながらも、ダンスを踊り終わった子どもたちの顔には達成感がにじんでいました。
今日の思い出より
 ・今日はダンスをしてほかのはんとやったのが楽しかった。ほかのはんの人とやってどきどきした。
 ・ダンスは少しむずかしかったけど、じょうずに楽しくおどれてよかったです。

 11月②活動(オンリーワンのガラクタハウス~つなげようガラクタウンの輪~)

活動目標
 一人ではつくりえない家と橋を様々な場面で他者の力を必要としながらつくり上げることを通して、みんなで力を合わせることの良さを知ることができる。
活動内容
 各班の家とそれらの家をつなぐ橋を作り、グループ全体でガラクタウンという町を作りました。家や橋は段ボールや新聞紙などの、身近にあるガラクタを材料としました。一人では到底できないところでなくても、一つのものをつくるのにアイデアを出し合うなどの力を合わせる様子が見られました。
今日の思い出より
 ・今日は、家を作りました。みんなのアイディアを1ずつつかってかわいい家ができました。ドアをひっぱると開いてもどすともとどおりになる楽しいアイディアができて楽しかったです。

 12月活動(さよならは悲しい言葉なんかじゃない、みんなの夢へとつなぐエール☆~メモリアルボードにこめられた想い~)

活動目標
 班員一人ひとりについて見つめ直し、今までの活動が振り返れるように活動を設定しました。
活動内容
 まず、班の集合写真や、班員からのメッセージを載せたメモリアルボードを作りました。その後、スライドで1年間の活動の振り返りをして、へんしんグループ修了証書の授与式を行いました。最後の活動であるため、子どもたちは楽しそうに、そして名残惜しそうに活動を行っていました。
今日の思い出より
 12月活動の最後に今日の思い出を書き,その場で子どもたちに持って帰ってもらいましたので,子どもたちの声は残っていません。家に持って帰った班ファイルにはさんであるので,お帰りになった際に12月活動の今日の思い出をご参照ください。

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